ぼっとんべんじょ

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あまりに華美な女性をどうしようもなく苦手な理由

僕は"地味"な見た目の女性が好きです。"シンプル"ではなくて、地味です。

ダサい、という概念ともまた微妙に違って、なんというか、垢抜けない感というか、服装とかの流行に気を遣ってないなとわかる人が好きです。

 

自分が根暗だから波長の合いそうな根暗っぽい人が好きなんだろうなあ、今まで考えていたんですが、なんだかそうじゃない気がしてきました。

 

これ、たぶん、地味な見た目の人が好きなんじゃなくて、華やかな見た目の人が極度に苦手なだけです。

世の中の大学生とかキラキラ社会人とかにも訊きたいんですけど、華やかな人って怖くないですか?意識的にも無意識的にも何らかの危害を加えてきそうじゃないですか?というか頭弱そうじゃないですか。いま、あなたの隣りにいる女性と、マトモな日本語とマトモな論理で会話を10往復できますか?

 

ファッションの意義を否定しているわけではないですよ。でも、あまりに見当違いな解釈をしている人が多すぎませんか?と言いたいのです。

ファッションに関心を持つことは、他の趣味を持つこと同様に良いことだと思います。でも、それはその人の価値ではありません。着飾ればそれが魅力に直結し価値となる、という短絡的な思考や、"魅力"という他者基準の尺度をさも普遍的であるかのように自称することすらある、そういった、ファッションにおける間違った共通認識が嫌いなのです。

多くの人が、ファッションを気にかけていくうちに、世間の風潮としての、流行としての、個人個人の、そして自分自身の"おしゃれ"を混同しているように見えます。そういった枠組みから外れた、仏教的に言うならば無縁の存在であるからこそ、僕は地味な人が好きなのだと思います。それは単純な無知であり、理想化です。なぜなら、地味だからといって論理立った思考をしているかは全くわからないし、そもそも、価値観の混同をしているように見える人だって、周囲の人がそうしているから、生きやすい環境のためにあえて誤謬したフリをしているだけかもしれません。

 

結局のところ、人の内面を判断する特徴量としてのファッションは、あまり優秀ではないのです。でも、ファッションは、そこから人格を想像させることも大きな目的のひとつですよね。それっておもしれぇなぁって思って