ぼっとんべんじょ

糞尿がドンドン溜まっていく場所

Google Home Mini を買いました。

 

「OK, Google. 今年も一年お疲れさま。」

 

「優しい言葉、ありがとうございます。冬の寒さも吹き飛ぶくらい、暖かい気持ちになりました。」

 

「OK, Google. お前一年間も生きてないだろ」

 

「すみません、よくわかりません。」

 


 

年末です。

特別な行事は何もないと思いつつ、年末特有の、ありとあらゆることに区切りをつけなければいけないという焦燥感があります。
いまは物事の一斉棚卸しのような状態ですが、大抵のことは区切りなど付かずそこらじゅうに散らばるのみで、かなり具合が悪いです。

 

物事を真剣に考え続ける行為が出来なくなったことに、一種の絶望感があります。

労働に時間の大部分を割くようになり、無意識的に「可処分時間のうちどれだけの割合を割いたか」という指標で取り組み度合いを評価してしまうようになりました。
最も軽蔑していた人種に自分が真っ直ぐ近づいていっているなという実感があります。

 

たぶん、昔のようにじっくりと考えれば、自分にはもう幸せになる道などないのだということがわかるのだと思います。
考える間もなく生き続ける、ということはとても残酷で、死ぬ時の感情を想像しただけでかなり悍ましいですが、自らその状態に納まっているので生存本能は人間最大の欠陥だなと思うばかりです。ちなみに人類欠陥ランキング2位は性欲です。

 

来年は、もっと社会を憎み、もっと惨めな人生になっているだろうなと思います。

 

ところで、最近、アニメを見る生活に戻りました。
アニメはいいですね。失っていた自我を少しずつ取り戻せている気がします。


2018冬は三ツ星カラーズが来ると思います。