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リクルートスーツはなぜかわいいのか

リクルートスーツ文化って本当によくわかりません。100歩譲って、スーツを着てくださいという慣習自体は良しとしましょう。でも、ちょっとでも柄があったらダメだとか、色が黒以外だったらダメだとか、度が過ぎていると思いませんか。まあ、「スーツを着る」というのが単なる社会的慣習であるように、「スーツは黒無地」というのもまた慣習として成立してしまっているので、同様に仕方ないと思うべきなのかもしれません。

 

ところで、リクルートスーツの女の子ってかわいいですよね。僕は別にOLモノとか新人教師モノとか好きではなくて、制服モノが最高だなと思うんですけど、女子高生よりも就活中の女の子のほうが断然どきっとしてしまうのです。

 

大学生+スーツという、僕にとって全く心惹かれない2つの要素が組み合わさったとき、どうして大きな魅力が発生するのか、とても不思議で不可解だったので、僕なりにその理由を考えてみました。

 

結論から言ってしまうと、「儚さ」にあると思います。

リクルートスーツは、社会からの強制にほかなりません。しかし、そこに自己が存在しないのか、というと、それもまた違います。そこには、強制力に従順になることを自ら選択したその人があります。自分の意志で、自分を捨てることを選んだのです。同時に、これは選ばされたことにほかなりません。建前と実際に差があるとき、人の心はとても不安定になります。心が不安定になるということは、自ずと行動にも不安定さが表れるということです。

また、この強制力に従っているという事実そのものも、非常に奴隷的であると言えます。権利が対等でなく、自由を強く制限された中でだんだんと自意識が揺らいでいく一連の過程を想像すると、それは非常に倒錯的な魅力があるように思います。

こうして、きわめて脆い土台の上に成り立っている存在だからこそ、なんとも形容しがたい魅力を感じてしまうのだと思います。

 

 

あ、男性に対しては「鼻につく」か「頼りなく見える」の二通りの感想しか持たなかったのですが、考える気にもなりませんでした。

可愛さに性別は関係ない、という持論もそろそろ無理があるのかもしれません。